閑話休題、太陽の娘「ソレイユ」

　碧い海と真っ青な空、パステルカラーの街並みが広がる色彩の楽園。 　水の街ダジュール。 　　 　海岸に面して豪華な宿屋が建ち並ぶ大通り「プロムナード・ダジュール」を歩くと、　　通りのそばに植えられたシュロの木が南国ムードを醸し出す。 　　高級避暑地らしいゴージャスな雰囲気を肌で感じる。 「ねぇ、遊... 続きをみる

本場の洗礼を受けた件（汗

空港到着、午後３時３０分の筈が出発のずれで４時過ぎ（汗 さらにB6ターンテーブルでかなりの待ち時間、、 マリオットホテル宿泊者と同じバスのため、２０分待ち。。 専用車にすればよかったかも；；と思ったが後の祭り 　そして必殺のバンコク渋滞恐るべし、、クラブラウンジのハッピーアワーに間に合わずに、なん... 続きをみる

トムヤムクンは恋の味？

マダム「本場のトムヤムクンが食べたいわね」 遊楽「と言うと、ま、まさか？」 マダム「決まってるでしょう、さぁ行くわよ」 遊楽「(o_ _)o...ぱた」 てな訳で、本場のトムヤムクンを食べにバンコクへ行くことに（爆 （辛味と酸味、複雑な香りが特徴的な有名なタイ料理） トムヤムクンをイメージしたクリ... 続きをみる

黒花集めすぎて、怒られた件

マダム「なんか、庭の色彩が暗いわね」 遊楽「♪～(゜ε゜( ) ピ～ピ～プ～♪」 マダム「聞いてる？」 遊楽「聞いております、はい」 マダム「黒花ばかりじゃなくて、もっとピンクや黄色、白なんかを植えなさいよ」 遊楽「はい、ごもっともでございます」 クルクル (　)(=　)(￣=　)(∇￣=　)(￣... 続きをみる

馴染みの園芸店で、瞠目した件

　久しぶりに馴染みの園芸店「マルシェ」の扉を開けた。 店長「いらっしゃいませ～」 店員、雛子「いらっしゃいませ♡」 遊楽「やぁ、久しぶり」 　いそいそと店長がやってくると、俺の耳元に囁いた。 「ゆうさん、本店からかなりの上玉がきやしたぜ」 「おぉ、上玉か。本店のバイヤーが流してきたのか？」 「そう... 続きをみる

ガーデンセンターで見つけたのは・・・

　あたしは、ガーデンセンターの片隅でひっそりと息を潜めて生きている。 周りの仲間達は、徐々に少なくなって寂しいけれど、仕方ない事だと諦めている。 　開店の時間になると、ドキドキと胸が高鳴る。 今日こそは誰かに買われてしまうのだろうか？ いい人だといいなと思う。 　あたしの居るコーナーを巡ってくる人... 続きをみる

恋のトライアングル（完結）

　雛子の部屋を出ると、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静かな宵闇の重く湿った空に、どこかの汽笛が聞こえてきた。 　ふぅ、なんか重いな。自分の気持だけじゃない、雛子の想いが……。 　彼女と過ごした後悔はない、しかしこのもやもやとした気持は何だろう。 ... 続きをみる

あたしの素敵な時間

　閉じられたカーテンの隙間から光が零れていた。 　どのくらい時が過ぎたのだろうか？時間の感覚が麻痺してしまって夕方なのか朝なのか分からなくなっている。 　あたしは薄っすらと瞼を開くと、あのひとの腕の中に収まっていた。 あぁ、愛しいひと…… 　彼と一緒の部屋で過ごしただけでも幸せなのに、あたしは彼に... 続きをみる

お決まりのコース？

　三越日本橋本店で雛子の買い物に付き合っていると、　　　　　　　　　　　　　　　殆どのすれ違う人達が彼女を振り返って見ているようだった。 　確かに雛子は容姿端麗、どこぞのお嬢様か、はたまたモデルなのかと思うのだろう。　園芸店「マルシェ」では黒縁の眼鏡をかけて田舎の娘さん風だが、休日にはコンタクトに... 続きをみる

久しぶりの・・・デート？

「ごめんなさい、待ちましたか？」 　息を弾ませて、雛子が乗り込んでくると、ふっと甘い香りが鼻腔をくすぐる。 「いや、丁度着いたところだよ」 　俺は雛子のマンション前で車を停めていた。 「遊楽さんが来るなんて久しぶりですね」 　雛子は悪戯ぽい目をして俺の顔を覗き込んでいる。 「そんなに久しぶりかな？... 続きをみる

さらば、マーライオン

さて、今日はホテルからタクシーで「カトン地区」へ行きます♪ このように、プラナカンの佇まいは素敵です↓ ホテルへ戻って、「チフリーラウンジ」で、飲み物クーポンを使います。 マダムはオレンジ、自分はモエシャンカクテル♪ 一応、マーライオンさんに、ご挨拶をしておきます（笑 クラブラウンジでティータイム... 続きをみる

閑話休題、馴染みの園芸店。店員、雛子

　私は目が覚めると、活発に動き出す。 ベランダの鉢植えに水やりをして、部屋の観葉植物にも水切れがないかチェックする。その合間にトーストとドリッパーをセットして置く。 　電動掃除機 ルンバを作動させて、シャワーを浴びると、洗濯物を畳んで新聞を読みながら朝食を摂る。 　何気なくスマホを取り出し、ライン... 続きをみる

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ 」へ向かいます。 ヘリックスブリッジを渡って行くことに、ブリッジはシンガポールのマリーナ・センターからマリーナ・ベイの中のマリーナ・サウスへと至る歩道橋です。 （天蓋は溶解されたガラスと鋼鉄の網から出来ており、内側の螺旋を取り込む事で歩行者に日陰を作っている。橋には景... 続きをみる

ランチも、やっぱりラウンジで（　･_･) _且~~お茶ドウゾ

こんな植物だらけの中にホテルがあるなんて気が付かないくらい↓ この最上階がクラブラウンジ、自分達は２９階。↓ ラウンジでは、シャンパン？と聞かれたけど、、 （既に自分がモエ飲みだと認識されたようだ：： 今回はタイガービールにしました（爆 ランチタイムなので、かるーくいただきますわ。 デザートも軽く... 続きをみる

閑話休題、モエ・シャンドン

「まさか、このシャンパンを飲めるとは思わなかったわ」 　マリーナベイの夜景に酔いしれながら、あたしは熱い吐息をもらした。 「リッツのクラブラウンジは、モエ･シャンドンにワインが八種類、カクテル、ビールも飲み放題だしオードブル、小皿料理も豊富だよ」 「このラウンジって無料なの？」 「まぁ、そうだね。... 続きをみる

クリローはシンガポールで咲くのか？

　ふと、シンガポールの街角で見つけたクリロー。。↓↓ って咲いてる訳ないよね。赤道直下だし（汗 　ごめんなさ～い（（（（（（（（（（（o_ _）o 　マダムは、シンガポール・スリングからカプチーノにスイッチ（笑 早朝から深夜までの、、 5回のフードプレゼンテーションは圧巻で、どれもおいしいし食の世... 続きをみる

ホ～テルは～♪リバーサイド♪じゃなくてベイサイド～♪

　誰も知らない夜明けが明けた時～♪　　町の角からステキなバスが出る～♪ 俺とマダムは夢中になれるから～♪　　　狭いシートに隠れて旅に出る～♪ 部屋はマリーナビューの無駄に広いスウィート↑↑ここはリビング（笑 102㎡のスイートルームはまぁ使いやすい。 トイレも２つあるし（笑 リビングルームの左に部... 続きをみる

シンガポール・スリング

マダム「本物のシンガポール・スリングが飲みたいわね」 遊楽「と言うと、ま、まさか？」 マダム「決まってるでしょう、さぁ行くわよ」 遊楽「(o_ _)o...ぱた」 てな訳で、本物のシンガポール・スリング飲みにシンガポールへ行くことに（爆 （イギリスの小説家サマセット・モームが“東洋の神秘”とたたえ... 続きをみる

第2話　 続甘い生活

「さぁ、珈琲とあたしの手作りクッキーを召し上がれ」 「ほう、手作りか。そんな事も出来るのか？」 「遊楽さん、あたしのこと馬鹿にしてませんか」 　クリロー花子は俺に抱きつくように身を寄せてあざとい表情で見上げている。 って、なんで花壇に並んで座ってんだよ。おかしいだろって…… 「してない、してないで... 続きをみる

第１話　甘い生活

「あたし、男の人をビニールハウスに入れるの初めてなんです」 　クリロー花子は潤んだ瞳で俺を見つめている。 「んっ、そ、そうなのか。俺が入っちゃって何だか悪いな」 　ハウスに入った途端に、花子は自分の色を変えたような気がする。 「珈琲、紅茶、どちらにします？それとも、あ、た、し？」 「お、おい、は、... 続きをみる

ガーデンセンターにて、美しすぎる君を見た

　ジョイフル本田ガーデンセンターは俺の管轄地域だ。 定期的に見回りを行っている。 　今日は定期見回りの日だが、クリロー捜査官隊長も同行しているので緊張している。 遊楽「やぁ、おはよう」 店員「おはようございます、１０００円均一コーナーが拡充されましたよ。見てってくださいね」 遊楽「ありがとう、じゃ... 続きをみる

馴染みの園芸店にて

　久しぶりに馴染みの園芸店「マルシェ」の扉を開けた。 店長「いらっしゃいませ～」 店員「いらっしゃいませ！」 遊楽「やぁ、久しぶり」 店長「ゆうさん、クリスマスローズ特設コーナーが出来ましたので見てってください」 遊楽「ほぉ、良いもん作ったね」 店長「こちらです」 　俺は店長に肩を抱かれて、特設コ... 続きをみる

ネオンシェードって、どんな花だっけ？？

　ガーデンセンター、クリスマスローズ１０００円均一コーナー。 そこは、売れ残り、あぶれ者達の集まりだ。 　俺は丹念に一鉢づつ観察していくと、、 「おやっ、このうなじは色っぽい……」 遊楽「ゴールド、しかもベインが入ってるじゃないか」 ネオン「よくあたしを見つけたね」 遊楽「おまえはネオンシェードだ... 続きをみる

ピンクアイスは可憐だね

　イギリス、アシュードナーセリーの育種家ケビン・バルチャー氏に依って創り出されたクリスマスローズ・ピンクアイスは世界中のヘレボルス愛好家達に大きな衝撃を与えました。 　ピンク・アイスはニゲル×チベタヌスの交配に依って創り出されましたが、チベタヌスは栽培が難しく、また色もピンク、白等があるので作り出... 続きをみる

第3話　ララ楽園、日本へ

　とうとう、見つけ出したトルカータスの変異種。 　それは、ダブル咲きの二株だった。うっすらと覆輪咲きの方をDido、ベインが入ってる方をAeneasと名付けた。 　まさか、ダブル咲きのトルカータスが見つかるとは思わなかった。まぁ僥倖に巡り会ったという事だろう。 　見つけた瞬間、息継ぎが苦しくなるほ... 続きをみる

第２話 　レンテンローズ

　原種トルカータスの自生地であるトラヴニクは、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市で首都サラエヴォからは約100kmほど北西に位置しており、ボスナ川の支流であるラシュヴァ川が街を流れている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　トラヴニクはラシュヴァ川の渓谷に作られた街... 続きをみる

クリスマスローズ物語「Dido」と「Aeneas 」

クリスマスローズ愛好家なら誰でもが憧れるであろう花、トルカータス「Dido」 その花は、希少にして可憐、愛好家を魅了してやまない。 ↓↓ トルカータス「Dido」を題材にした作品を「株式会社KADOKAWA」のカクヨムに投稿しましたので、お読みください。 （エリザベス・ストラングマン女史が今や伝説... 続きをみる

お久しぶりです。またよろしくお願いします。

　皆様、お久しぶりです。 不定期ですがブロブ再開致しますので、またよろしくお願いします。 今の時季は花が少なくて寂しい庭になってる我が家です（汗 ぼちぼちと、庭の花、花壇のクリスマスローズ等アップしていきたいと思います。 -~)ノ~~ ジャネマタネッ♪