ガーデンセンターで見つけたのは・・・
あたしは、ガーデンセンターの片隅でひっそりと息を潜めて生きている。
周りの仲間達は、徐々に少なくなって寂しいけれど、仕方ない事だと諦めている。
開店の時間になると、ドキドキと胸が高鳴る。
今日こそは誰かに買われてしまうのだろうか?
いい人だといいなと思う。
あたしの居るコーナーを巡ってくる人が見えてきた……。
緊張が一気にあたしの身体中を電流の様に駆け巡る。
「おっ、これは凄いな。これは原種だな」
ぶつぶつと呟きながら男がやってきた。
遊楽 「あ~、みっ~け!」
クリロー「……」
遊楽 「何、しらばっくれてんの?」
クリロー「えっ?あたし?」
遊楽「決まってるでしょう、逮捕します」
クリロー「ええっ?どうして逮捕するの?」
遊楽「俺はクリロー捜査官だからな、お前をいちごみるく罪で逮捕する」
クリロー「いいけど、お仕置きはしないでね」
遊楽「わかった、放置プレイにする」
クリロー「……意味わかんない」
遊楽「いいんだ、俺だけ分かれば……」
(品名、いちごみるく↓)
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