yuurakusai2のブログ

手間をかけない小さな庭の物語(クリスマスローズ、雪割草、ハーブ等、小さな庭に自生している花々を投稿していきます♪)

バンコクの朝食は、まったりと過ごす♪

ぐっすり眠って、朝のクラブラウンジ。


誰も居ない、ふたりで貸し切り(爆


ほんとに、このクラブラウンジは誰も居ないのが良い(笑


タイ人、スタッフの手持ち無沙汰感が半端ない。。



まぁ、自分たちはのんびり出来て良い。


食材の種類もかなり豊富、ここの他にホットミールコーナーもある。

朝食は、他にアップ & アボーヴ と山里があるがそちらは混んでる様だった。





日本語メニューがあり、珈琲、紅茶の種類、卵料理を選べる。
バンコクに居ることを忘れる程だ。


自分たちは、蟹オムレツをチョイス!



毎日、種類が変わって、飽きることは無い。



デザートは、洋梨、オレンジ、スイカ、パッションフルーツ。



ラウンジからの眺め、サイアム方向↓


今日は、これからサイアム・パラゴンでショッピングの予定。



(続く)

幸せな暮らし

「ソレイユ?」


「はい?」

「あのなぁ、おまえ、ナイフとフォークを使って食べるんだよ」


「ええっ?そうなの?」


「手づかみで食べるのは止めろ。いいか上品に食べるんだよ」


「わ、分かったわ……」


「で、どうだい?外の世界は楽しいかい?」


「そりゃ楽しいわよ。もっと居させて、お願いよ」


 あたしは、彼の横顔を見ているだけで胸がきゅっと締めつけるられる……なんだろ?この感じは?


「仕方ないなぁ、悪さしたら直ぐに帰すからな。じゃもう少しだけな」


「ありがとう~」



 今、あたしは彼の花壇で雪割草やスノードロップ達と一緒に幸せに暮らしている。
彼は、もうあたしを帰すつもりは無いようだ。


(fin)

ソレイユ、外界へ行く!

 あたしは、クリスマスローズのソレイユ。


いつからガーデンセンターに居る様になったのかさえ覚えていない……。


 人間達がたまに来るけれど、あたしの魔眼で幻覚を見せたりして簡単にやりすごしていたわ。それが、この一週間。毎朝、決まった時間にやってきて、あたしの花弁をめくる男がいるのよ。 


 その男は、あたしをめくると、鉢の上に香ばしいマグアンプを置いていくの。    そのマグアンプの美味しさったらたまらないのよ。もう天にも昇るような幸せな気持ちになれるわ。 
 それで外界に出てみようって思ったの。


 あたしをめくった男の名は遊楽、あたしを外へ連れてってくれたわ。


外の世界は、懐かしい気持ちが少ししたけど……やっぱり覚えていないわね。     遊楽は、クリロー捜査官みたいね。かなりの使い手だと思うわ。 



 だって、あたしが遊楽に密かに幻覚や淫夢を仕掛けたけど効かなかったわ。     人間のくせにクリスマスローズより魔力が強いなんて可笑しいわよね。


 遊楽は、大通りのお店でベージュのワンピースを着せてくれたわ。可愛い花模様が刺繍されているその服は、あたしのお気に入りになったの。


「ソレイユ、食事をしようか?」


「はーい♡」


 穏やかな海の側にあるレストランのテラス席は潮風が心地よくて、食事がさらに美味しく感じるわね。


(続く)